赤ちゃんポストについて!その後と現状は?手紙や養子縁組も解説!

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熊本県の慈恵病院が取り組んでいる「赤ちゃんポスト」この取り組みが始まって早10年が経過したんですね。昨日、熊本の番組で実際に「赤ちゃんポスト」に預けられた一人の少年が勇気を持って今の現状や自分の心境を一生懸命伝えている姿が放送されていました。しっかりとした口調で、自分の思いを伝えている姿に心動かされるものがありました。

こんにちは、ケイです!

今日は、熊本県にある名称「こうのとりのゆりかご」赤ちゃんポストについて書きたいと思います。

最初に赤ちゃんポストについて解説していきます。

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赤ちゃんポストについて!

赤ちゃんポストは、何らかの理由によって自分では育てられない新生児を匿名で預けることができる場所なんです。この取り組みを現在実施しているのが、熊本県にある慈恵病院なんです。名称を「こうのとりのゆりかご」といいます。

ここは、2007年5月10日から運用を開始しました。慈恵病院施設東側にあり、そこに60㎝×50㎝の扉が設置されていています。その扉を開くと保育器が配置されていて、常に36度の温度が保たれています。新生児がこの保育器の中に入った時点でアラームが鳴り、医療関係者がすぐに駆けつける仕組みとなっているわけです。そして、防犯上扉を閉めると自動ロックがかかり、開けられない状態になります。

ここには、監視カメラが設置されていますが、保護者のプライバシーを守るために新生児しか映らないようになっています。

それから預けることができるのは、生まれて2週間以内の子供に限っています。

預けられた子供はすぐに慈恵病院の医師が健康状態を確認します。

子どもの戸籍は熊本市長が作成し、名前を熊本市長が命名します。

当初の利用者数は、年間数十件だったのが、平成25年には1445件、平成26年にはドラマの影響もあって約3倍4036件にも上りました。

その後と現状は?

ブログの冒頭にも書きましたが、熊本のテレビ番組に出演していた「赤ちゃんポスト」に預けられた少年が、自分の言葉で今の心境を話していました。

司会者が質問形式で以下のようなことを訪ねていました。

この「赤ちゃんポスト」の設立に関わった当時の幸山市長は救われた子ども達が現在「幸せかどうか」ということが一番気になるところだと言っていましたがあなたは今しあわせですか?と少年に問いかけると即座に「はい、幸せです」と答えていました。

友達と学べることや、遊べることが楽しいと今、自分がおかれている環境に満足している様子でした。

その言葉を聞いた私もホッとした気持ちになりました。

また、「大人になったらどのような仕事に就きたいですか」の質問には。子どもと関わる仕事に就き、預けられた子どもたちだけではなく、沢山の子供たちが、不安な気持ちを持って生活していると思うのでその子たちの相談相手になりたいと答えていました。10代にして自分の進むべき道をしっかり伝えることのできる子どもって素晴らしいなと思います。

伝えたいことは、テレビや新聞なので報道されることでとても傷つくことがあると言っていました。それは、「捨てられた命」と書かれた時だそうです。その言葉を聞いた時にはとてもショックだったようでした。「捨てられた命」ではなく「預かった命」と言ってほしいと言っていました。この言葉にグッとくるものがありましたね。

それからこうも言っていました。これから「あかちゃんポスト」に預けようとするお母さんへという少年のメッセージで子どもを預ける時に、何か一つでもいいから思い出の品を一緒に置いて行ってほしいと(例えば、遊んでいたおもちゃ、写真、など)

成長するに連れ、自分の生い立ちに疑問を抱き、悩み苦しむ時がくるかもしれないそんな時、思い出の品を見て「自分もかわいがられていたんだな」と思える証がほしいからだと伝えていました。

10代の少年からこのような言葉を聞くのはとてもつらいです。でもこの少年が言った「今は幸せです」と言った言葉に救われました。

きっとこの少年を育てていらっしゃる保護者の方が立派な子育てをされたのでこのようなしっかりとした子どもに育ってくれたのだろうなと思っています。

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手紙や養子縁組も解説

「こうのとりのゆりかご」赤ちゃんポストにはまず、小さな窓に親に宛てられた手紙が置かれています。この手紙を親が取り出さないと奥の扉が開かない仕組みとなっています。この手紙には、子どもを預けに来た親へのメッセージや施設の連絡先などが書かれています。後で考え直して子どもを引き取りに来る時の手がかりとなるよにとの配慮からだそうです。

それから、預けられた子どもたちは熊本市児童相談所によって、県内の乳児院と慈愛園乳児ホーム、八代市の八代乳児院の3か所のどこかの施設で生活を送ることとなります。

その後一定期間を置いて養子縁組が行われるようになっています。

病院での医療費や乳児院での措置費と子供の生活費は国と、熊本県、熊本市が折半し支給されています。

平成25年11月までに特別養子縁組に至った190件の内、43件が若年層の妊娠で23%の母親が15歳未満であったとの報告があっています。

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